哲学・思想

お寺の龍、神社の龍、なにか違うの?

2023年09月23日 / 47128

「龍神」と一言で言っても、
いろんなところに龍はいます。

神社の手水舎、お寺の天井、中華料理屋 笑

それぞれの龍って違うの?

龍にはどんな種類があるの?

そんなお話をしていきます!

龍はどこにでもいる!

「龍」は「流」です。

流れがあるところには、
そのエネルギーとして龍がいます。

川や風など、名も無き自然の龍や、

私たち人間にも血や気の流れがあるので、龍は宿っています。

神様や龍神様は、
名前を付けられたり、意識を向けられたり、感謝をされることでより大きな威力を持ちます。

有名な龍神様は、
もとより大きな力であったため、
人々の心に残り、物語や伝承として語り継がれ、丁寧に祀られる事で更に確固たる存在となっています。

お寺の龍は、どんな龍?

お寺にいらっしゃる龍神様で有名なのは、

八大龍王や、
不動明王の持つ倶利伽羅剣に巻き付いている倶利伽羅龍など。

皆さんも、不思議な力なんて持っていなくても、「お寺の雰囲気と神社の雰囲気ってちょっと違うな~」と感じた事があるはず。

日本人は、スピリチュアル感性が高い!

その差が、龍神様の違いでもあります。

人の心や、心の繋がりとしてのご縁、
過去やご先祖さまから続く悠久の時、
輪廻転生のサイクル

そんな流れを得意とする龍神様が多いのが、お寺の龍の特徴です。

神社の龍は、どんな龍?

一方、
神社にも沢山の龍神様が祀られています。

それぞれに伝説があったり、
神社の看板に謂れが書かれていたりします。

様々な特徴の龍神様がいらっしゃいますが、ざっくりお寺と比較すると…

自然や天候というシステムに流れるエネルギー
社会に流れるエネルギー
などを得意とする龍さんが多いです。


人とのご縁を例にとってみても、

お寺の龍さんは
心・感情・想念などの繋がり。

神社の龍さんは
相手や社会とのエネルギー交換・循環の繋がり。

そんなニュアンスの差があります。

感じて。街で龍!カラダの中にも龍!

さて、お寺と神社の龍神様の違いは伝わりましたでしょうか?

けれど一番大切なことがあります。

それは、
あなたの感じた事が、あなたのリアルだ!
という事。

私の話が本当なのか?
実際にお寺や神社を訪れて、その空気を感じてみてくださいね。

それは特殊能力ではなく、
わたしたち日本人の持つ、本来のチカラ。

そして、
街中に流れる金運やご縁や愛情の龍さん、
自分の肉体の流れを司っている龍さん、
自然の巡りを司っている龍さんなど、

沢山の龍さんを感じて、
「いつもありがとう」と伝えてみてくださいね!